結構長年に渡り、お気に入りすぎて自宅用や会社用にいくつも買ったキーボードがありまして。
この、SANWA SUPPLYの有線キーボード、SKB-SL16BKまたは16W(2色あるよ)
アイソレーションキー採用、日本語109A配列のいわゆるフルキーボードというやつでしょうか。
このキーボード、自分にとってはほんとにパーフェクトなのです。
現在はもうキーボードなんてマウス同様無線が普通だと思うんですが、なんとなく無線のキーボードって「自分のタイピング速度に表示がついてきていない=タイムラグが発生している」っていう感じがあって。自分で言うのもなんですがインターネット老人会はタイピング爆速なんでね…
そしてキーの配列・配置がものすごくスタンダードでクセがないのが素晴らしい(ノートPCみたいにDeleteキーやInsertキーがごちゃっと追いやられているのが嫌だとか、Enterキーの形は九州みたいな形のあれじゃないと絶対嫌だとか、ちょっとしたこだわりがある)
そしてアイソレーションキーなのもいい。外付けのフルキーボードではあんまり多くない気がするんですよね。メンブレンが大多数な気がします。タイピングは爆速だけど打ち間違いも多いタイプとしてはアイソレーションキーの方がミスが減るので助かる。
でも2万3万という価格が珍しくないキーボード界において、この商品は激安。やっぱりね、安物の感じももちろん相当あるんですよ。タイピング音はデカめだし、別に「ものすごく快適な押し心地」というわけでもない。
だが、そこがいい。
ただただ「俺は今タイピングをしているッ!!」という気分が密かに高まるガチャガチャ感。金属プレートが入っているので、やたら力強い爆速タイピングにも耐えてくれる手ごたえを感じる。
本当に気に入って使っております。
それがね・・・
気に入って使っているのに、本日会社で昼ごはんのクラムチャウダーをキーボードにぶちまけてしまいましてね・・・
かなしみ・・・よりにもよってクラムチャウダー・・・
キーとキーの間に情け容赦なく入り込むクラムチャウダー。仕方なく分解して掃除することにしたのでした。
先に結論:ものすごく疲れた。二度とやりたくない。
まずはキーボードの背面にある、見えてるネジを全部外します(キツい)。背面のパネルを外すと金属パネルが見えますが、ここにもネジがあるので外します(キツい)。
金属パネルが外れるとフィルムが出てきます。
フィルムをめくるとまたいくつかネジがあるので(キツい)それも外します。
そうすると前面パネルの枠が外れますので、薄いヘラみたいなものでツメに注意しつつぺりぺり剥がしていきます。
ここまできたら後は隙間に入り込んだクラムチャウダーをふき取り、元通りにはめたりネジ止めしたりすればOKですが、ほんとに疲れるのでおすすめしません。
追記:最近パソコ○工房さんで見かけたELECOMのこのキーボードも試してみたい気がする…2000円いかないみたいだし